秋に西表島観光をするメリットとおすすめの遊び方
西表島をゆっくり堪能したい方や人が多い場所が苦手な方には、秋に観光するのがベスト。今回は秋の西表島をおすすめする理由と、ぜひチャレンジしてもらいたいアクティビティを紹介します。
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西表島の秋とは?
西表島の夏なら想像しやすいですが、秋と言われるとなかなかイメージしにくいですよね。しかし、秋のシーズンは夏や春とは違った良さが隠されています。
秋に西表島がおすすめの理由
秋の西表島がおすすめの理由は、主に5つ。早速1つずつ見ていきましょう。
その1.まだまだ海で泳げる
南国の島ということもあり、西表島では秋でも泳げます。特にプライベートビーチの場合、人が少ないため、まるでビーチ全体を独り占めしているかのような気分に。ゆっくりと海を楽しみたい方にはぴったりの季節です。
その2.心地よい天気
秋の西表島の平均気温は25度ほど。暑すぎず寒すぎず、心地よい気温です。なおかつ曇り空も少なく、台風や豪雨の心配も夏と比べていりません。日焼けが心配な方でも、気持ちよく西表島を散策できます。
その3.夏に比べて価格が安い
西表島のベストシーズンは夏。それゆえ、航空券やレンタカーの価格が高くなりやすいです。特に自由に移動ができるレンタカーでは、特別料金を設定する場合も。しかし、ベストシーズンが過ぎた秋の場合、通常料金に戻っているケースが多く、夏ほど費用をかけずに済みます。ただし、連休となると夏と変わらない価格になってしまう可能性があります。
その4.観光客が少ない
ゆっくり西表島を観光したい方にとっては、人が多いとなかなかリラックスしにくいもの。秋は観光客が少ないため、自分のペースに合わせた観光できます。人が多い夏には見られない、普段の西表島の様子も垣間見られますよ。
その5.現地の人、ツアーガイドと沢山話せる
観光客が少ないが故に、現地の人やツアーガイドと話す機会も増えます。島の歴史や地元住民だからこそ知っている観光地など、ネットに書かれていないマル秘情報が知れることも。西表島を深く知りたい人には、夏よりも秋がおすすめです。
秋におすすめの西表島名スポット
西表島には様々の観光スポットが点在。その中でも、秋におすすめのスポットを4つピックアップしました。
ナーラの滝
ナーラの滝は西表島の奥地にある滝であり、「秘境の滝」や「幻の滝」とも呼ばれます。滝自体は西表島の中でもトップクラスの規模を誇り、大きな滝の音が南国の森に響き渡ります。主な行き方としてカヌーを使用。マングローブが周囲に生い茂る川を進んでいくため、ナーラの滝に行く最中は冒険家のような気分が楽しめます。到着後は眺めるだけではなく、ダイブしてみたり、修行のように滝に打たれたりすることが可能。
子供と水遊びすることもできるため、家族で参加したいアクティビティを探している方にもおすすめです。
⇒ナーラの滝の詳細はこちら
マイラ川(前良川)
マイラ川は西表島にある川の中でも特に美しいと好評のスポット。周囲をマングローブに囲まれており、川自体も穏やかな雰囲気。カヌーでマイラ川を漕ぎ進むものがあり、カップルや家族で楽しみたい時にもぴったり。夏よりも気温が低いため、心地よい風を浴びつつ自然を堪能できます。
⇒マイラ川(前良川)の詳細はこちら
バラス島
バラス島は潮の満ち引きによって大きさが変化する砂浜の島。別名として奇跡の島と呼ばれています。エメラルドグリーンの海にぽつんと浮かんでおり、西表島から船に乗って10分ほどで到着。
バラス島で楽しめるアクティビティはいくつもあり、サンゴ礁を観察できるシュノーケリングや、カラフルな魚を釣り上げられるフィッシングなどができます。もちろん、島に上陸して友人や好きな人と写真を撮ったり、海辺で遊んだりすることも可能。また、絶景が見えるスポットとしての一面もあり、水平線に沈む夕焼けが眺められます。
⇒”奇跡の島”バラス島の詳細はこちら
星砂海岸(星の砂浜)
西表島の北部に位置する星砂海岸。名前通り、星型の砂が無数にあるビーチであり、海を楽しみたい観光客に人気です。ベストシーズンから外れている秋は人が少なく、周囲を気にせずにシュノーケリングや水遊びを満喫できます。特にシュノーケリングでは、道具を借りられるツアーが用意されているため、気軽にサンゴ礁や色鮮やかな魚を見たい方は、ツアーに参加するのが最適。
また星砂海岸の目の前には小さな島が浮いており、そこへ泳いで向かうことも可能。ビーチ周辺と小さな島周辺では、見られる海中の風景が少し異なりますよ。
⇒星砂海岸(星の砂浜)の詳細はこちら
マヤロックの滝
マヤロックの滝はユツンの滝へ向かう道中に支流の沢があり、そちらを遡行していくとアクセスできる滝です。ジャングルに囲まれて緑豊かなフィールドだからこそトレッキングにも向いています。とはいえ、マヤロックの滝へ行くコースは西表島のトレッキングコースの中でも随一のハードコースなんです。体力と足腰に自信のある方には是非おすすめです!
マヤロックの滝はシーズンに限らず、観光客が少ないので仲間同士だけで盛り上がって楽しめるスポットでもあります。ツアーの開催はほとんどされていないので、事前にしっかり調べていくようにしましょう。
住所:-
アクセス:-
駐車場:なし
食事(周辺):なし
トイレ:なし
仲間川
浦内川に次いで西表島で2番目に大きな河川である仲間川。河口近くの川幅は200mを超えており、仲間橋上からは穏やかな河川とマングローブジャングルの壮観さを味わえます。雄大なマングローブは約300ヘクタールに渡って広がり、国内最大のマングローブとしても知られます。また、国の天然記念物にも指定されています。仲間川のマングローブはヤエヤマヒルギ、オヒルギ、メヒルギなど植物が主であり、樹齢約400年ともいわれるサキシマスオウノキも自生しています。
そんな浦内川はアクティビティスポットしても人気であり、遊覧ボートやカヤックで遡行されます。西表島の大自然を体感できる定番中の定番スポットなので要チェックです!
住所:沖縄県八重山郡竹富町
アクセス:仲間港から徒歩で15分
駐車場:無し
食事(周辺):無し
トイレ:無し
トゥドゥマリの浜
トゥドゥマリの浜は上原港から車で約5分というアクセスの良さに加えて、パウダー状の白砂ビーチが特徴的な三日月形のビーチです。ビーチが三日月形であることから月が浜とも呼ばれます。本ビーチの近くには西表島でもトップクラスのリゾートホテルであるニラカナイがあり、観光客で賑わいます。
ただし、トゥドゥマリの浜の海はサンゴがほとんど発達していないため、シュノーケリングやダイビングなどのアクティビティには不向きです。とはいえ、島随一の砂の細かさが特徴的で波が立つごとに舞い上がる砂がとても美しいです。また、サンセットスポットかつ星空鑑賞スポットとしても人気であり、三日月形のビーチから望む地平線へ沈むサンセット、空一面の星空は一生の思い出になること間違いなしです!
所在地:沖縄県八重山郡竹富町字上原
アクセス:上原港から車で約5分
駐車場:あり
食事(周辺):あり
トイレ:あり
耳切りの浜
耳切りの浜は住吉部落の北方にある小さめのビーチです。名前の通り、かつてこの場所にて罪人の耳を切り落としていたことから付けられた名前だそうです。少し怖いですね…とはいえ、サンゴのリーフもある透明度抜群の海が特徴的な天然ビーチであり、手付かずの自然を感じるのにはぴったりです!
このビーチへ向かうには、途中ジャングルを抜けてアクセスするので、観光客も少ない穴場的なビーチなんです。プライベートビーチ感あるスポットでシュノーケリングや海水浴を楽しみたい方にはおすすめの場所です。夕刻には地平線へ沈む夕日を眺めることができる絶景スポットでもあります。また、手付かずのビーチのため一切の設備がなく、海が産卵に訪れるほど自然豊かな場所なんです。
耳切りの浜は上原港から車で約10分、駐車後に徒歩で3分と利便性はとても高いので気軽に足に運んでみてくださいね。
所在地:沖縄県八重山郡竹富町字上原
アクセス:上原港から車で約10分程
駐車場:なし
食事(周辺):なし
トイレ:なし
ゲータの滝
ゲータの滝は透明度高い綺麗な清流が階段上に流れる島有数の人気の滝です。段々に流れてくる滝水は飛沫を立てながら流れ落ち、マイナスイオンたっぷりのため癒されることまちがいなしです。西表島の秋はまだまだあたたかいシーズンなので、飛沫がとても気持ちいいですよ。
ゲータの滝までは亜熱帯の動植物を観察しながらトレッキングを楽しみます。ゲータの滝をゴールとしたトレッキングコースはそれほど長くなく、体力に自信のない方やお子さま連れの方も安心してアクセスできます。ゲータの滝上からは周囲を一望することができ、透明度高い海の底にはサンゴのリーフがはっきりと確認することができます。
ゲータの滝をフィールドとしたツアーはトレッキングやシャワートレッキングが一般的であり、洞窟ケイビングなどとのセットプランも紹介あるので要チェックです!
住所:沖縄県八重山郡竹富町上原
アクセス:上原から車で約15分
駐車場:なし
食事(周辺):なし
トイレ:なし
秋にオススメの西表島アクティビティ
友人や家族と一緒にワイワイ楽しみたい時には、アクティビティにチャレンジするのがおすすめ。秋の西表島でぴったりなアクティビティは6つあります。
釣りツアー
釣り好きにはもちろん、初心者の方にも人気な釣りツアー。釣り竿や餌はレンタルできるため、わざわざ自分で用意する必要はありません。その上、スタッフによるレクチャーもあり、これまで釣りをしたことがない方でも安心。西表島周辺は数多くの魚が生息しているため、びっくりするほど魚が釣れてしまう場合もあります。釣り経験者向けには、カツオやマグロといった大物が釣れるスポットでツアーが行われます。
最後には、レストランや居酒屋で魚を調理してもらい、食べることも可能。ぜひ、秋の西表島で南国の魚を釣り上げてみてください。
ジャングルトレッキング
西表島のほとんどは亜熱帯植物に覆われたジャングル。その中を突き進むジャングルトレッキングでは、島の植物や生き物を間近で眺められます。夏よりも気温が低い秋ということもあり、心地よい天気の下で楽しくトレッキングできます。本州では感じられない環境が揃っているため、ただ歩いているだけでも刺激的。特に鍾乳洞や滝などは、日頃の疲れを癒してもらえるスポットです。
シュノーケリング
西表島には数多くのシュノーケリングスポットが点在。特にサンゴが多いことが特徴的であり、400種類ものサンゴが生息します。西表島の海は透明度が高いですが、シュノーケリングをすることで、より一層はっきりと魚やサンゴ礁を観察できます。秋にシュノーケリングをする良さとしては、観光客が少ないため、周囲を気にせずにのんびり泳げるところ。バラス島や星砂海岸など、自分が気になる観光スポットでシュノーケリングを体験してみましょう。
SUP体験
スタンドアップパドルサーフィンの略であるSUPは、海の上を歩いているかのような楽しさが感じられるアクティビティ。安定したバランスが取れるボードの上に立ち、パドルを使って海や川を漕ぎ進めます。夏や春でも楽しめますが、日差しが強いため、人によっては暑さにやられてしまうことも。秋は気温が少し低いため、夏よりも汗をかかずにSUPを堪能できます。
ツアーでは気持ちの良い朝から始まるものやオレンジ色の海を漕ぎ進める夕方から始まるものもあり、時間や人数にあったツアーが揃っています。
ダイビング
シュノーケリングよりも、さらに深い海の様子を観察できるダイビング。西表島は世界的にも人気が高いダイビングスポットであり、初心者からライセンスを持つ上級者まで幅広い層に人気です。観光客が少ない秋のダイビングでは、夏よりもインストラクターと会話できるため、初めての方でも時間をかけて泳ぎ方を教えてもらえることも。
ダイビング後には、お酒を飲みながら感想を話し合えるバーを用意しています。もちろん、ドリンクメニューの中には沖縄名物の泡盛もありますよ。
まとめ
今回は秋の西表島の魅力やおすすめのアクティビティを紹介しました。観光客が少ないことや過ごしやすい気温ということもあり、快適な気分で西表島を満喫できます。南国の島を観光してみたい方は、今回の記事を参考に秋の西表島で楽しむプランを計画してみましょう。
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