西表島の川の魅力を知ろう!オススメのツアーもご紹介!
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世界自然遺産"西表島"の川の魅力を解説!
西表島には、沖縄最長の河川や国内最大のマングローブ林が広がり、多くの滝や渓谷も点在しています。
そのため、さまざまなアクティビティも開催されており、本土の河川とはひと味違う自然の魅力を存分に楽しむことができます。
◆アクティブな旅行を計画している方
◆西表島の川のアクティビティを楽しみたい方
◆家族で安全に楽しめる体験を探している方
◆西表島の生態系や自然に興味がある方
西表島ならではの川の景観と冒険をぜひご堪能ください♪
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西表島にある川の特徴
西表島の川の最大の特徴は、国内の約70%ものマングローブが群生している点です。
このマングローブ川では、SUPやカヌーでのクルージングツアーが特に人気で、雄大なジャングルに囲まれながらのクルージングはまるで映画のワンシーンのような爽快感が味わえます。
他の八重山諸島ではなかなか体験できない特別なアドベンチャーですので、西表島を訪れた際にはぜひ挑戦してみてください!
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西表島にある川を厳選してご紹介!
1.浦内川
沖縄最長の河川である浦内川は、広々とした川幅と鬱蒼と茂る亜熱帯原生林が特徴的です。この河川の上流には、「日本の滝100」に選ばれたマリユドゥの滝や、神の座と呼ばれる長さ200mのカンピレーの滝があり、自然の壮大さを体感できます。
河口付近の展望台はサンセットや星空鑑賞に最適で、街灯が少ないため満天の星空も堪能できます。
せっかくなら、クルージング体験を通して沖縄最大の河川とその豊かな自然を直に感じてみてはいかがでしょうか。
所在地:沖縄県八重山郡竹富町字西表
アクセス:上原港から車で約10分程
駐車場:あり
食事(周辺):なし
トイレ:あり
2.仲間川
国内最大のマングローブ群落が広がる仲間川には、多様な動植物が生息しています。
干潮時には独特な形のマングローブの根全体が姿を現し、干潟も現れるため、普段とは異なる景観を楽しむことができます。
時間帯によって変化する仲間川の自然を通じて、西表島ならではの大自然の醍醐味をぜひ感じてみてください。
住所:沖縄県八重山郡竹富町
アクセス:仲間港から徒歩で15分
駐車場:無し
食事(周辺):無し
トイレ:無し
3.大見謝川
大見謝川は、独特な地形とマングローブ林が広がる川で、シャワークライミングなどのリバーアクティビティが盛んです。上原エリアと大原エリアの中間に位置し、近くにある大見謝川ロードパークには展望台や遊歩道が整備され、ドライブやアクティビティの休憩にも最適です。
河口部の静かな水面エリアから上流のマングローブ群生地まで、エリアごとに異なる景観が楽しめ、目にも楽しいスポットです。
住所: 沖縄県八重山郡竹富町字
駐車場:なし
トイレ:なし
4.ヒナイ川
ヒナイ川は西表島西部に位置し、「日本の重要湿地500」に選出されている河川で、全長800m、マングローブの面積は3,200haにも及びます。
マーレ川と分岐しており、本流を下ると沖縄県最大の落差を誇るピナイサーラの滝にたどり着きます。「ピナイ」は髭、「サーラ」は下がったものを意味し、その滝水は長く伸びてまるで老人の顎髭のようです。
滝壺にはテナガエビやフネアマガイが生息しており、生き物観察や水遊びに最適。滝上からはバラス島、鳩間島、エメラルドグリーンの海が望めるため、ヒナイ川を訪れた際にはピナイサーラの滝もぜひ立ち寄りたいスポットです!
住所: 沖縄県西表島
駐車場:なし
トイレ:なし
5.ユツン川
ユツン川は上原港から車で約20分の場所にあり、河口からシャワークライミングやジャングルトレッキングを経て、落差35mの三段滝「ユツンの滝」へアクセスできます。
少しハードなコースですが、体力に自信のある方にはぴったりのアクティビティスポットです。
夏のシーズンにはアクティビティが盛んで、強い日差しの中、草木をかき分けながら滝を目指し、滝壺やポットホールでの水遊びが火照った体を癒してくれます。さらに、ユツン川の河口付近ではカラフルなサンゴ礁も見ることができ、西表島の海と川の魅力を同時に楽しめるスポットです!
所在地:沖縄県八重山郡竹富町字高那
アクセス:上原港から車で約20分(河口まで)
駐車場:なし
食事(周辺):なし
トイレ:なし
6.ゲータ川
ゲータ川は西表島北西部に位置し、階段状の「ゲータの滝」が特徴の小さな河川です。
この川には3つの滝があり、パワースポットとしても有名です。高さ10mの滝や独特な階段状の滝があり、ジャングルの中で清らかな水が流れ落ちる景観がとても美しいです。
滝水を全身で浴びたり、滝壺で泳いだりすることで、心身ともにリフレッシュできるスポットです!
所在地:沖縄県八重山郡竹富町上原
アクセス:上原から車で約15分
駐車場:なし
食事(周辺):なし
トイレ:なし
7.シイラ川
シイラ川は、後ほど紹介するマイラ川の反対側に位置する河川です。
河口は水深が浅く、干潟にはミナミトビハゼやマラクーダ、マングローブジャックなどが生息しています。また、上流にはマングローブの群生が見られ、豊かな生態系が広がります。
名前の由来ではありませんが、シイラ川ではシイラが釣れることもあるそうです。
所在地: 沖縄県八重山郡竹富町字
駐車場:なし
トイレ:なし
8.西田川
西田川(サンガラ)は、上流に滝幅30mの豊かな水量を誇る「サンガラの滝」があり、その美しい景観で隠れた人気スポットとなっています。
滝壺にはテナガエビが多く生息していることでも知られており、自然観察や景色を楽しむにはぴったりの場所です。
住所:沖縄県八重山郡竹富町上原
アクセス:上原港から車で8分(ツアー案内のみ)
駐車場:なし
食事(周辺):なし
トイレ:なし
9.マイラ川
マイラ川(前良川)は、大原港から車で約10分、上原港から約40分の場所に位置し、緩やかなS字カーブを描く独特な川の形が特徴です。
カヤックでクルージングをすると、カーブごとに変わる景観が楽しめ、常に新しい発見に心が踊ります。上流までの距離も短いため、簡単にアクセス可能です。
さらに、上流には小さな滝や展望台もあり、絶景を堪能するにはぴったりのスポットです!
住所:沖縄県八重山郡竹富町字古見
アクセス:大原港から車で約10分、上原港から車で約40分
駐車場:なし
食事(周辺):なし
トイレ:なし
西表島の川で楽しめるアクティビティ!
マングローブSUP(サップ)
SUP(スタンドアップパドルボード)は、ボードに乗ってパドルで水面を漕ぎ、水上散歩を楽しむハワイ発祥のおしゃれなアクティビティです。
多くの場合、海で行われますが、西表島はリバーSUPに最適なスポット!ジャングルに囲まれた川を進む水上散歩は、森林浴効果もあり、とても癒されます。
また、亜熱帯植物が防風林や防潮の役割を果たしているため、一年を通してリバーSUPを楽しむことができ、初めての方にもおすすめです。
↓おすすめのマングローブSUPツアー↓
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マングローブ/リバーカヤック
SUPだけでなく、カヌークルージング体験も西表島で楽しむことができます。
ツアーに参加すると、その川に自生する植物の種類や自然の成り立ちについて詳しく解説してもらえるため、学びの多い体験になります。ぜひカヌーツアーに参加して、西表島の豊かな自然を楽しんでみてくださいね!
↓おすすめのマングローブカヌーツアー↓
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キャニオニング
八重山諸島の中でも西表島は、豊富な河川や滝を活かしたアクティビティが人気で、中でもキャニオニングが注目を集めています。
キャニオニングは、渓谷の高低差を下りながら進む冒険的なアクティビティで、道中には天然のウォータースライダーや自然のプール、滝つぼへの飛び込み体験も楽しめます。リバーアクティビティの中でも特に爽快感が抜群!
安全具の装着や専任ガイドの案内により、大人だけでなく小さなお子さまも安心して参加できるのが魅力です。
↓おすすめのキャニオニングツアー↓
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ピナイサーラの滝カヌー
西表島に来たら外せないスポットが「ピナイサーラの滝」です。沖縄県最大の落差を誇る55mのこの滝へ向かうには、まずヒナイ川をカヌークルージングし、その後ジャングルトレッキングで自然を満喫します。
珍しい形の巨木や巨大な豆など、本土では見られない自然の景観も楽しめて、上から55mの高さから流れ落ちる清流は圧巻で、忘れられない体験となるでしょう。
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浦内川クルージング
沖縄最長の河川である浦内川では、遊覧船によるクルージング体験が楽しめます。
広い川幅をゆったりと進みながら、雄大なジャングルの景観を堪能できる贅沢な体験!
満潮時には海水が8km上流まで遡るほど潮位の変化が大きく、川には海水、淡水、汽水が混ざり合うため、生物の多様性が豊かです。クルージング中にぜひ生き物観察も楽しんでみてください。
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シャワークライミング
シャワークライミングは、キャニオニングと似たアクティビティですが、沢下りのキャニオニングに対し、沢登りを行うのが特徴です。
名前の通り、急流を登るため、足場を選びロープを使いながら上流を目指すアクティビティ!
渓流に逆らって進むため、キャニオニングよりも体力が求められ、全身が濡れる覚悟が必要です。上流へ進むほど水の透明度が増し、清らかな流れがとても気持ち良いので、ぜひ挑戦してみてください!
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西表島の川でどんな生き物がいる?
ミナミトビハゼ
ミナミトビハゼは熱帯性であり、種子島や屋久島、琉球列島といった温暖な気候の河川汽水域の干潟やマングローブにに生息するハゼの仲間です。また、汽水近くであれば浜辺でも目にすることができるように分布が広いです。近縁種のトビハゼとよく類似していますが、第1背鰭前方がとがっている点と暗色帯があることから判別することができます。
テナガエビ
テナガエビは温暖な地域の淡水・汽水に生息する体長が10㎝前後の普通種です。4月~8月の梅雨のシーズンが多くみられ、5月~初秋に産卵をします。両側回遊性であり、幼生は海へ行き成長した後、河川へと戻ってきます。主に水生昆虫や小魚、動物の死骸などを食べる肉食性のエビです。
ノコギリガザミ
ノコギリガザミは沖縄のマングローブや静岡の浜名湖に生息するワタリガニの一種です。脚の構造は基本的にワタリガニと同様ですが、甲羅はワタリガニのようなひし形ではなくのこぎりのようなとげの着いた扇状の甲羅となっています。また、ハサミは左右で形状が異なり、餌をすりつぶしたり砕くものと引き裂くものと用途に分けて使用しています。
オオウナギ
オオウナギは熱帯性のウナギ科の魚類であり黒潮の影響を受ける地域に生息します全長は2mにも及び、体部は黄褐色ベースに黒褐色の斑紋を有しています。小魚や貝・甲殻類などを捕食する肉食性です。
オキナワハクセンシオマネキ
オキナワハクセンシオマネキは名前にある通り沖縄を中心として生息北限が奄美大島といった温暖な気候の干潟に生息する甲幅2cm程のシオマネキです。海外では台湾、フィリピン、マレー半島、シンガポールからオーストラリア北部やパプアニューギニアにかけて分布します。オスはハサミがサイズが異なり、潮が満ちてくるころに大きな方のはさみを振る様子が潮をまねているように見えることからシオマネキと呼ばれています。
本種は体部が白や黄色であり、他のシオマネキと比べて体に対してはさみが非常に大きいです。また、眼柄(がんぺい)が長く、甲羅は白黒色を呈しています。
オオゴマダラ
日本最大の蝶であるオオゴマダラ。国内では沖縄にしか生息しておらず、山岳や里山で飛んでいる光景を観ることができます。飛んでいる光景がとても美しいので、南国の貴婦人とも呼ばれます。
由布島ではオオゴマダラのさなぎを養殖する蝶々園があるので一年を通して見学することができます。オオゴマダラのさなぎは黄金に輝き、見ると幸せが訪れるといわれているので、西表島・由布島に訪れた際にぜひ足を運んでみてくださいね。
オキナワアナジャコ
オキナワアナジャコは甲殻網エビ目オキナワアナジャコ科に属する沖縄のマングローブに生息するシャコです。名前の通り、2mほどの深さの穴を掘って住んでいます。夜行性のため日中は穴の中で休んでいます。
まとめ
西表島の川についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。沖縄県最長の浦内川や国内最大のマングローブを有する仲間川など、個性豊かな河川がたくさんあり、それぞれで多彩なアクティビティが楽しめます。どの川も独自の魅力があるので、ぜひ気になるアクティビティに挑戦してみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。