西表島で泡盛を飲むならこれ!厳選泡盛セレクション5選
目次
泡盛とは?
沖縄だけでなく、日本全国で人気の泡盛は沖縄独自の文化からできたお酒で、大きく下記の4つの特徴を持っています。
- 原料にタイ米を使用
- 黒麹菌を使用
- 仕込みは1回だけの全麹仕込み(焼酎等の一般的なお酒は2次仕込)。
- 蒸留は単式蒸留機を使用
原料、製法など世界的に見ても独特の貯蔵法で作っている泡盛は一度ハマったら逃れられません。
残念ながら西表島には現在製造している酒造所はありませんが、「せっかく沖縄に来たのでおすすめの泡盛を飲みたい」という方のために、おすすめの泡盛5つをご紹介。知れば知るほど好きになる不思議な魅力のお酒、泡盛。是非沖縄、西表島に来たときは泡盛を飲んでみてください!
西表島で楽し嗜む!人気泡盛5選!
1.いりおもて <イリオモテ>
西表島にも昔は酒造所があったそうですが、残念ながら現在はなくなってしまっております。しかしながら、現地の人たちから"西表島の綺麗な水から作った泡盛がほしい"という要望が多かったため、その要望に応える形で石垣の請福酒造有限会社が作った泡盛がこの「いりおもて」です。
西表島は90%以上が亜熱帯ジャングルの為、透明度の高い水が豊富です。この大自然が作り出す水を仕込みに使う事で甘さをほんのり感じられるお酒に仕上がります。
オススメの飲み方は、お酒そのものの甘さをじることが出来るロック・水割りです。飲みくちが柔らかいので、泡盛初心者にもおすすめ!また、ラベルにはイリオモテヤマネコのイラストが使用されているため、お土産としても人気です。
- 度数:30度
- 仕込み水:硬水
- おすすめの飲み方:ロック・水割り
2.泡波 <アワナミ>
"日本最南端の酒造所"と言われる波照間酒造所で製造された一般酒。仕込み水には波照間島の地下水を使用しており、塩分を少し含んだこの地下水を仕込み水として使用することによって、ソフトな香りと甘くまろやかな飲み口に仕上がっています。水割りにするといっそう泡盛独特の風味が引き立ち、飲めば飲むほどハマっていくこと間違いなし!泡盛ファンの方は必ず飲むべきおすすめのお酒です。
また、泡波は波照間酒造所が「現地の人のため」に作る酒なので、生産量が非常に少なく、通常ルートでの購入は難しいと言われ一度は飲んでみたい幻の泡盛。沖縄の中でも"奇跡の泡盛"とも言われております。
- 度数:30度
- 仕込み水:軟水
- おすすめの飲み方:水割り
3.久遠 <クオン>
沖縄県にある株式会社多良川の製造するこのお酒。アルコール度数35度で硬水を使用しております。宮古島の地下水(多良川の水)で作られ、十年古酒をベースに、十年以上熟成させた、より芳醇な古酒と少し若い古酒をブレンドすることで味がぼやけず、絶妙なバランスを実現した長期熟成古酒です。最高級の品質で、2016モンドセレクション『最高金賞』を受賞。琉球泡盛の中でも安定的に高い人気を持つ商品です。
氷を入れたグラスに上から注ぎ、泡盛ならではの香りと氷が少しずつ溶けることで変化する味を時間を掛けながらゆっくりと楽しむにはおすすめの泡盛です。
- 度数:35度
- 仕込み水:硬水
- おすすめの飲み方:ロック
4.球美 <クミ>
2008年にモンドセレクション金賞・ハイクオリティー賞を受賞している泡盛。他にも2009年度沖縄県最優秀優良県産品賞受賞など様々な賞を受賞している最高級熟成古酒です!甕貯蔵で熟成されたこの古酒は、まろやかな甘味と旨味が特徴です。ストレート、ロック、水割り、お湯割りどれも美味しいですが、オススメはストレート!度数は42度と高いですが、注いだ瞬間の立ち込める甘い香りは泡盛好きはもちろん、泡盛初心者の方にもおすすめです。
是非、希少価値の高いこの逸品を飲んでみてください。
- 度数:42度
- 仕込み水:軟水
- おすすめの飲み方:ストレート
5.千年の響 (センネンノヒビキ)
ブランデーの様な甘い香りと優しい口当たりの古酒。アルコール度数25度と度数も比較的の低く、飲みやすいお酒です。選りすぐりの米と黒麹で仕上げた原酒樫樽で長期熟成させることで、樽の中で閉じ込められていた香りを一気に解き放つかの様な香りを纏っています。ロックで豊かな香りと深い旨味を楽しむのがおすすめです!
ラッピングがきれいなため、贈答品としても好評です。
- 度数:25度
- 仕込み水:硬水
- おすすめの飲み方:ロック
地域ごとのおすすめ泡盛
【与那国島】
・舞富名(入波平酒造所)…濃厚だが口当たりが柔らかく、スッキリとした飲みくちの泡盛。
・与那国(崎元酒造所)…度数の割にマイルドな味と飲みやすさに定評のある定番泡盛、与那国30度。
・どなん(国泉泡盛)…芳醇で口にふくむとふわっとしたからさと香りが広がる。度数を感じさせない飲みやすさが特徴。
【石垣島】
・白百合(池原酒造所)…甘みある豊かな味わいに、素朴で独特な風味を楽しませてくれる。癖が強く、個性的。
・於茂登(高嶺酒造所)…沖縄県内最高峰、於茂登連山の天然水仕込の泡盛。「シロップのようなまろやかさ」だと表現されている。平成20年、22年、24年度泡盛鑑評会県知事賞受賞。
・宮之鶴(仲間酒造所)…地釜を使って製造される手作りの泡盛。素朴な味わいの中にも上品さを醸し出しているぬくもりのある一品。
・請福(請福酒造)…昔ながらの直火釜蒸留法を採用。泡盛が持つ全ての旨味を逃すこと無く封じ込めた香りも濃くも泡盛らしい飲みごたえのある味。
・八重泉(八重泉酒造)…自然の恵みに育まれ、伝統の味を守り、作られた泡盛。芳醇な香りと飲みやすさが特徴。
・玉の露(玉那覇酒造所)…ストレートでもカクテルでもうまい。飲み方を選ばないオールマイティな泡盛。
まとめ
いかがでしたか?せっかく西表島に行かれたら夜は泡盛で乾杯!なんて素敵ですよね。西表島には商店が少ないので、石垣のお土産店で探して持っていってもいいかも知れません。旅行が終わってから旅行を思い出しながら飲む泡盛もいいですね。ぜひ自分のお気に入りの一本を見つけてください!
西表島の全ての遊びはこちら↓
西表島ツアーズ