西表島入門 -注意事項編-
目次
西表島での注意事項
西表島は島全体が国立公園に指定され、日本最後の秘境と呼ばれる程、自然豊かな島です。人の手があまり入っていないからこそ、珍しい動物や植物が間近に見られる環境がありますが、それ故に色々と注意しなければならないことがあります。
今回は西表島に行く前に是非把握しておいて頂きたい注意事項をいくつかお伝え致します！
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注意事項色々
車の運転中は○○に注意！？
西表島の道路では、人との事故よりも、動物たちとの交通事故がとても多いです。珍しい生き物やイリオモテヤマネコなどが交通事故に遭い、道路で倒れているのを見るのも珍しくありません…都会とは違い、西表島は人や車が少ない分、スピードを出してしまったり、西表島の自然を見ながらの運転で前方不注意になってしまったり…。事故の原因は様々ですが、運転の際は十分に気をつけてください。
道路を動物が悠然と歩く姿を見ることが出来るのも、西表島ならではなので動物が道路を歩いていたらスピードを落として、渡り終わるまで待ってあげて下さいね。
珍しい生き物は…
西表島は、天然記念物を始めとした珍しい生き物の宝庫です。天然記念物には国指定、県指定、町指定のものがありますが、西表島にはなんと20を超える天然記念物が存在します。アクティビティでジャングルを歩いたり、海を泳いだりする際は多くの生き物に出会うことができますが、天然記念物を持って帰ったり、餌付けしたりすることは禁止されているので、気をつけてくださいね。
ナイトツアーなどで珍しい生き物を見ることができますので、天然記念物や絶滅危惧種の動植物を見たい方はこちらに参加しましょう！
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キャンプしたいけど…
自然の豊かな西表島で更に深く自然体験をしてみたいとキャンプをご希望される方も多くいらっしゃいます。テントさえあればどこでもできそうな気がしてしまいますが、キャンプは定められたキャンプ場で行って下さい。キャンプで火を起こしたり普段人がいないところで寝泊まりすると動物達が驚いてしまったり、山火事等の危険もあります。
特に6月～8月は、ウミガメが産卵の為に浜へ上がってくるので、浜辺でのキャンプは絶対に禁止です！ウミガメはとても用心深い動物なので、人の気配を感じると、産卵に上がってこなくなってしまいます…。キャンプ以外もその期間は夜間に海辺で騒いだり、たき火や花火をする事もNGです。
西表島でキャンプをしたいときは必ず、指定された場所でお願いします！
西表島の珍しい虫を捕りたいけど…
西表島はエコツーリズムが推進された島で、島人も自然を大切にするため、昆虫採集（昆虫に限らずですが）はあまり歓迎されていないです。珍しい虫がそこかしこにいるので、知らずに民家の庭に上り込んでしまい、島人とトラブルになるケースも多いです…。また、西表島から持ち出した生き物が他の土地で野生化した場合、その地域の生態系にダメージを与える事もあるので要注意！
西表島は固有種が多い特殊な場所である事を認識して、西表島の生態系を守るためにも、観察や撮影だけを楽しんで思い出をいっぱい持ち帰ってくださいね。
洞窟探検！？
西表島には洞窟がいくつかありますが、どれも規模は比較的小さめ。洞窟の中にはコウモリが生息していますが、彼らは洞窟という限られた環境だけで、出産・育児をしています。知識無く、様々な人が探検気分で洞窟へ入ってしまうと、コウモリに大きなストレスを与えてしまい、出産・育児に支障をきたしてしまうことも…。
洞窟に行ってみたい場合は現地を知り尽くしたネイチャーガイドと必ず一緒に行って、ガイドの指示に従って行動してくださいね！
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まとめ
島民は本当に自然を大事にしています！西表島の豊かな自然を守り、残していくためにも、上記ルールを必ず守って西表島旅行をお楽しみ下さい！
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