西表島でマンタに会える!時期やポイント、ツアーを徹底解説
目次
八重山諸島はマンタ天国!
西表島を含む八重山諸島の周辺の海は、世界のダイバーから注目されるマンタスポットがたくさんあるんです。
シュノーケリングやダイビングが好きな方なら一度は憧れる「海の女王」マンタ。
「マンタに会いたい」という夢を叶えてみませんか?
◆シュノーケリングが好きな方
◆八重山で泳ぐマンタが見てみたい方
◆八重山おすすめのマンタツアーが知りたい方
マンタとはどんな生き物?
マンタとはどういった生き物かご存知でしょうか?マンタはエイの一種であり、ナンヨウマンタとオニイトマキエイの2種類に分類されます。
西表島はじめ八重山諸島周辺の海で見られるマンタはナンヨウマンタで、オニイトマキエイよりは小柄です。
マンタはエイの一種になりますが、エイとは違う特徴があります。
エイはエビやカニや貝を食べるため口は腹側にありますが、マンタは海の表面に漂っているプランクトンを食べるため、口は正面。
また、エイは尾のトゲに毒を持つものもいますが、マンタの尾には毒がありません。
八重山でマンタに会うには?
八重山諸島周辺の海に生息するマンタはシュノーケリングでも観察することができます。
ただし高確率で会うには、よりマンタスポットに近づける体験ダイビングツアーに参加するのがおすすめ。
体験ダイビングはライセンスも不要で、初めての方でもその日にレクチャーを受けることでダイビングを楽しむことができるんです。
ベテランガイドがその日のベストコンディションのポイントへ案内してくれるので、マンタに会える確率もぐっと上がります。
石垣島発着の体験ダイビングやシュノーケリングツアーにはマンタとの遭遇を目的にしたツアーもあるので、ぜひチェックしてみてください。
西表島開催!おすすめ体験ダイビングツアーはこちら↓
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マンタに会えるベストシーズン
西表島はじめ、八重山諸島は温暖なため、ウェットスーツを着用すれば年中ダイビングやシュノーケリングが楽しめます。
とはいえ、台風の時期や北風の影響を受ける冬には安全面からツアーが中止になることも。
マンタに会えるおすすめの時期は7月〜10月、台風シーズン以外の比較的海が穏やかな夏から秋にかけてです。
春:4月〜6月
4月~5月は冬のシーズンの強い北風は弱まり穏やかな南風に変わります。海開きも終わっているので観光客も多く訪れるようになります。
水温が高くなると生き物が増えてきます。マンタに会える確率も高くなってきます。
夏:7月〜8月
西表島の夏は最も台風が頻発する時期ですが、それ以外はマリンアクティビティを行うのには最高の時期。
どこのマンタスポットでも高確率でマンタと出会うことができます。
マンタツアーはとても人気のプランのため、早めの予約をするようにしましょう!
秋:9月〜11月
秋のシーズンはまだまだ暖かい海なので、シュノーケリング・ダイビングするには好条件です。
さらにこの時期はマンタの繁殖シーズンなので、かなりの高確率でマンタに会えます。一頭のメスを数頭のオスが追いかける光景が見られることも!
一度に10匹以上のマンタを観ることもあるおすすめの時期です。
冬:12月〜3月
冬のシーズンはどうしても北風が強くなるので、ボートシュノーケル・ボートダイビングで行くマンタツアーは中止になることがあります。
波や潮の流れも他のシーズンと比べて速いので、少しハードな内容となります。
とはいえ、冬の西表島は実は観光客も少なく穴場でおすすめの時期。マングローブカヌーツアーや、ケイビングなどの海以外のアクティビティが快適に楽しめます!
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西表島とその周辺のマンタスポット5選
それでは、八重山周辺のマンタに高確率で会えるマンタポイントをご紹介します。
1.ヨナラ水道(西表島、小浜島)
初めにご紹介するマンタスポットは西表島と小浜島の間にあるヨナラ水道です。元祖マンタスポットとしても知られています。
マンタだけでなく、マダラトビエイの群れ、トンガリサカタザメ、ウミガメ、イソマグロなども観ることもできます。
最大水深が30mと深く潮の流れが速いので、ダイバーライセンスを持っている中級者方向けです。
平均水深:15~25m
流れ:強い潮流が発生しやすい
ポイント:中級者以上におすすめ
2.マンタシティポイント(石垣島)
マンタシティポイントは、石垣島の川平エリアのマンタスクランブルの近くにある、最近発見されたマンタスポットです。
潮の流れがほとんどなく、最大水深は約20mとヨナラ水道よりも浅めで初心者にもおすすめ。
人気のマンタスポットなので混雑緩和やマンタ保護の観点からスポットへの停泊できるボートは5隻までと限定されています。
平均水深:10~20m
流れ:中程度
ポイント:マンタスクランブルと並び世界に注目されるポイント
3.川平石崎マンタスクランブル(石垣島)
マンタスクランブルも川平エリアにあるマンタスポットです。潮の流れが弱く、最大水深も15mとそれほど深くないので初心者の方にもおすすめスポットです。
夏場に最もマンタと遭遇する確率が高くなり、9月~10月の繁殖時期には数頭のオスのマンタがメスを追いかけるところ見ることもできます。
平均水深:10~15m
流れ:緩やかから中程度
ポイント:初心者にもおすすめ
4.黒島V字(黒島)
黒島V字は黒島の海底がV字にざっくり切れ込みがあるマンタスポットです。
他のスポットではみられないダイナミックな地形が魅力的で、多くのダイバーから人気があります。
このスポットはヨナラ水道同様に、マンタ以外にイソマグロやナポレオン、カスミチョウチョウウオ、クマザサハナムロの群れなど、様々な生き物が泳ぐところを目にすることができます。
平均水深:15~25m
流れ:緩やかから中程
ポイント:中級者におすすめ
5.パナリビッグコーナー(新城島、黒島)
最後にご紹介するスポットはパナリビッグコーナーです。新城島(あらぐすく島、パナリ島)の南方、黒島の近くの海にあるマンタスポットです。
マンタシティ同様に近年見つかったマンタスポットで、海底には白砂が広がり、初心者の方にもおすすめのスポットです。
ただし、北風の影響を受けやすいため、冬場のダイビングは避けた方が良いでしょう。
平均水深:15~20m
流れ:中程度から強め
ポイント:大型のマグロやサメも観察できる
まとめ
西表島のマンタについてご紹介いたしました。いかがだったでしょうか。
マンタはエイの仲間であり海の女王と呼ばれ、優雅に泳ぐ姿がとても美しいです。
西表島だけでなく、周辺離島の近くには個性豊かなマンタスポットがあるので、ぜひツアーに参加してマンタに会う夢を叶えてください!
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