西表島でウミガメと一緒にシュノーケリング!
目次
西表島でウミガメと一緒にシュノーケリング!
「絶滅危惧種であるウミガメを見るなら西表島がおすすめ!!」という話があります。そんな話を聞くと、
・なんで西表島がいいの?
・どんなウミガメを見ることができるの?
という疑問をお持ちではありませんか?
私もそうでした。そこで今回この記事では、西表島で見ることのできるウミガメに関して、リサーチ大好きな私がリサーチを行なった情報をまとめてご紹介いたします。具体的には、
・西表島で見られるウミガメ
・ウミガメの生態
・ウミガメを見るのに良いシーズン
・ウミガメを見ることができるツアー
の順番にご紹介していきます。3分くらいで読めますし、沖縄旅行に行く際の情報収集の役に立つ可能性が高いので、まずはご一読を!
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西表島の海でウミガメと一緒に泳ごう!
西表島周辺では様々なツアーが組まれており、ウミガメに高確率で出会えるシュノーケリングが体験できるツアーも用意されています。今回は、ウミガメに出会えるツアーのアクティビティをより楽しむために、ウミガメに関しての知識を含め確認していきます。
西表島周辺のウミガメについて
ウミガメは絶滅危惧種に指定されており、世界で下記の8種類がいると言われています。
・アカウミガメ
・アオウミガメ
・タイマイ
・ヒメウミガメ
・オサガメ
・クロウミガメ
・ヒラタウミガメ
・ケンプヒメウミガメ
その中で西表島周辺ではアオウミガメ、アカウミガメ、タイマイの3種を見ることができると言われています。
ウミガメの生態系
ウミガメは、約1億年前のアンモナイトや恐竜がいた中生代白亜紀からほぼ姿が変わらない状態で生息したことが確認されています。そのため、シーラカンスと同じように生きた化石と呼ばれることもあるようです。陸や淡水にいる亀とは違い、ウミガメは海で泳ぎやすくなるように前肢・後肢はヒレ状、甲羅は流線型になっています。
ウミガメは産卵を行う岸に、2〜4年に1度のペースでやってきます。産卵自体は、2週間おきに2〜4回に分けて行われ、一回あたり100個程度の卵を産むと言われています。多くの卵を産みますが、無条件で全て孵化するというわけではなく、24〜33℃の気温、適度な湿度・塩分濃度の砂という条件が揃ってなけばいけません。孵化条件が揃っていれば、産卵から2ヶ月程度で孵化します。ウミガメの性別ですが、孵化までの間で温度が決まります。29℃以下であればオス、30℃以上であればメスとなるようです。
親ガメも仔ガメも光を頼りに移動をしているので、遭遇時はライトなどを使わないように気をつけてください。
西表島で見ることのできるウミガメ
西表島で見ることのできるアオウミガメ、アカウミガメ、タイマイの3種についての特徴を説明していきます。
アオウミガメ
海草や藻類を主食とする草食のウミガメ。名前は”アオ”ウミガメとなっていますが、体の色は赤、茶、黒など様々な色の個体がいます。性格は温厚で、大人になった時の甲羅の長さは90〜110cmになります。海藻が繁茂する海岸近くの穏やかな海に生息しています。西表島で出会う確率が高いウミガメは、アオウミガメになっています。
アカウミガメ
貝、ヤドカリ、カニ、エビを主食とする肉食のウミガメ。主食にある通り殻など硬いものを好むため顎の力など強いという特徴を持っています。大人になった時の甲羅の長さは80〜100cmになります。通常は沖合に生息しており、繁殖の時期である3〜7月に岸のほうにやってきます。繁殖の時期であれば出会える可能性があります。
タイマイ
サンゴや岩の間にある海綿をや主食とするウミガメ。尖った嘴をもつ特徴的な頭部をしています。大人になった時の甲羅の長さは70〜90cmになります。サンゴ礁がある海の近くに生息しており、サンゴ礁付近のダイビング、シュノーケリングであれば出会う可能性があります。
ウミガメのベストシーズンはいつ
西表島で見ることができるウミガメの種類がわかったところで、ウミガメに出会うのに最適なシーズンに関して解説していきます。ウミガメを見るのにベストなシーズンとしては、産卵のために岸に寄ってくる5〜9月あたりになります。上記の期間であれば、出会う確率の高いアオウミガメだけでなく、沖合に普段生息しているアカウミガメも岸に寄ってくるため、複数の種類のウミガメに出会えるかもしれません。
ウミガメに出会えるスポットツアーをご紹介♪
それではウミガメに関することがわかったところで、ウミガメに出会うことのできる西表島から出発するツアーを3つほどご紹介したいと思います。
西表人気2大シュノーケリングスポット&鳩間島1日コース♪(昼食付)
”奇跡の島”と呼ばれるバラス島付近やウミガメやきれいなサンゴを見ることができるポイントでのシュノーケリング、”瑠璃の島”と呼ばれる鳩間島での散策などを1日で行うコースとなります。
最初のポイントあるバラス島で、シュノーケリングのレクチャーも行われますので、初めての人でも安心して楽しむことができます。レクチャーおよびサンゴ礁だけでできたバラス島の散策後に、ウミガメやサンゴを見ることのできるシュノーケリングポイントへ移動し、いよいよシュノーケリング開始。
シュノーケルポイントでは、毎回ウミガメを見ることができるわけではありませんが、高確率で出会えるポイントになっています。ウミガメに出会えなくてもカラフルなサンゴや数十種類の熱帯魚は見ることはできるのでご安心ください。昼からの鳩間島では、ネイチャーガイド特製のランチもいただけますし、きれいな海や島を散策しながら楽しむこともできます。
<参考スケジュール>
時間 | 内容 |
8:30 | 石垣島から参加者は、上原行きの船に乗船 |
9:00 | 上原地区からの参加者の各宿泊先への送迎 |
9:15 | 各場所の参加者と合流。申請書の記入および器材合わせ後、バラス島へ向け出発 |
9:30 | バラス島に到着。器材の説明および泳ぎ方練習→シュノーケリング、バラス島散策 |
10:30 | 2つ目のシュノーケリングポイントへ移動。ウミガメに会えるポイントやサンゴのきれいなポイントへ ※海況やリクエストによりポイントが変わります |
11:30 | 鳩間島に向け出発 |
12:00 | 鳩間島で昼食および散策 |
13:30 | 鳩間島から午後からのポイントへ出発 |
14:00 | 3つ目のポイントでシュノーケリング |
15:15 | 上原港へ向けて出発 |
15:30 | ツアー終了。参加者を宿泊場所や島まで送迎 |
<コース内容>
価格 | 大人:11,000円
子供(6〜12歳):9,000円 |
料金に含まれるもの | ツアー乗船料、器材レンタル( マスク、フィン、ライフジャケット)、ガイド料、ランチ代、飲み物、タオル、保険代含む |
持ち物 | カメラ類、携帯電話、動きやすい服(中に水着を着用ください)、サンダル、日焼け止め、日焼け防止グッズ(帽子、サングラスなど) |
開催期間 | 通年 |
開催時間 | 9:00-15:30(約6.5時間、送迎時間含む) |
対象年齢 | 6歳〜60歳半ばくらいまで(5歳以下は要相談) |
参加可能人数 | 1〜10人 |
その他 | 予約の締め切り
Web予約:前々日18:00まで 電話予約:前日18:00まで ツアーの開催は参加者が2名以上になった時になります |
ツアーの詳細はこちら↓
奇跡の島でシュノーケル♪西表島人気スポット-半日シュノーケリング-
こちらは、”奇跡の島”と呼ばれるバラス島付近やウミガメやきれいなサンゴを見ることができるポイントでのシュノーケリングを半日で行うコースとなります。
最初のポイントあるバラス島で、シュノーケリングのレクチャーも行われますので、初めての人でも安心して楽しむことができます。レクチャーおよびサンゴ礁だけでできたバラス島の散策後に、ウミガメやサンゴを見ることのできるシュノーケリングポイントへ移動し、いよいよシュノーケリング開始。シュノーケルポイントでは、毎回ウミガメを見ることができるわけではありませんが、高確率で出会えるポイントになっています。ウミガメに出会えなくてもカラフルなサンゴや数十種類の熱帯魚は見ることはできるのでご安心ください。
半日だけのスケジュールを組み込みたい場合におすすめのコースです。
<参考スケジュール>
時間(AM) | 時間(PM) | 内容 |
8:30 | 10:50 | 石垣島から参加者は、上原行きの船に乗船 |
9:00 | 13:30 | 上原地区からの参加者の各宿泊先への送迎 |
9:15 | 13:45 | 各場所の参加者と合流。申請書の記入および器材合わせ後、バラス島へ向け出発 |
9:30 | 14:00 | バラス島に到着。器材の説明および泳ぎ方練習→シュノーケリング、バラス島散策 |
10:30 | 15:00 | 2つ目のシュノーケリングポイントへ移動。ウミガメに会えるポイントやサンゴのきれいなポイントへ ※海況やリクエストによりポイントが変わります |
11:20 | 15:50 | 上原港へ向けて出発 |
11:30 | 16:00 | ツアー終了。参加者を宿泊場所や島まで送迎 |
<コース内容>
価格 | 大人:7,500円
子供(6〜12歳):6,000円 |
料金に含まれるもの | ツアー乗船料、器材レンタル(マスク、フィン、ライフジャケット)、ガイド料、ランチ代、飲み物、タオル、保険代含む |
持ち物 | カメラ類、携帯電話、動きやすい服(中に水着を着用ください)、サンダル、日焼け止め、日焼け防止グッズ(帽子、サングラスなど) |
開催期間 | 通年 |
開催時間 | 9:00-11:30、13:30-16:00(約2.5時間、送迎時間含む) |
対象年齢 | 6歳〜60歳半ばくらいまで(5歳以下は要相談) |
参加可能人数 | 1〜10人 |
その他 | 予約の締め切り
Web予約:前々日18:00まで 電話予約:前日18:00まで |
ツアーの詳細はこちら↓
サンセットシュノーケル&クルーズツアー
”奇跡の島”と呼ばれるバラス島で、人が少なく静かになり始める夕方のバラス島でまったりとシュノーケリングと夕日を眺めることができるコースとなります。サンゴだけでできたバラス島は、白い島と透明度の高い海のコントラストが映える美しい島となっています。その島付近でのシュノーケリングを楽しんだり、夕日により透明度の高い海が徐々に赤く染まっていく様子を見ることにより自然の素晴らしさを感じることができます。
<参考スケジュール>
時間 | 内容 |
17:00 | 参加者の各宿泊先への送迎 |
17:15 | 申請書の記入および器材合わせ |
17:30 | 上原港から出発 |
17:45 | バラス島に到着→シュノーケリング |
19:00 | シュノーケリング終了→沈む夕日を鑑賞 |
19:30 | 上原港へ向けて出発 |
19:45 | ツアー終了、参加者を宿泊場所や島まで送迎 |
<コース内容>
価格 | 大人:8,000円
小人:8,000円 |
料金に含まれるもの | 乗船料、機器レンタル(マスク、 フィン、ライフジャケット)飲み物、保険代 |
持ち物 | 水着、タオル、日焼け止め、着替え一式 |
開催期間 | 3月〜12月 |
開催時間 | 16:30-19:30(約3時間) |
対象年齢 | 小学1年(泳げる方)〜60歳代半ばまで |
参加可能人数 | 2〜10人まで |
その他 | 予約の締め切り
Web予約:前日まで 電話予約:当日ツアー1時間前まで |
ツアーの詳細はこちら↓
マングローブSUP(カヌー)&”奇跡の島”バラス島シュノーケル
90%以上がマングローブ原生林で埋め尽くされた西表島でSUP&カヌーをしましょう!世界自然遺産登録候補地としても有名なマングローブクルーズは非日常を味わえるひととき。ゆっくりと沖縄離島タイムを味わえます。
SUP(カヌー)クルーズの後は、ちょっとしたトレッキングをして”幸運の滝”と呼ばれるクーラの滝へ向かいます。清流が流れるクーラの滝つぼでは泳ぐこともできるので、暑い日は水浴びをするのもいいですね。
ランチ後はお待ちかねのサンゴの欠片だけで出来た”奇跡の島”バラス島。潜ってバラス島の下の方を見てもサンゴのかけらだけで出来ていることがわかります。潮位によって形を変え続けるバラス島は一生に一度は必ず見ておきたい島ですね。
バラス島周辺の海はカラフルサンゴがあることでも有名。また、『カクレクマノミ』などの熱帯魚はもちろんの事、7割ぐらいの確率で絶滅危惧種のウミガメにも出会うことができます。西表島のマングローブジャングル&滝&海を一度に楽しむならこちらがおすすめ。
海がめも上陸する秘密のビーチ!貸切プライベート気分でシュノーケリング
西表島の中でも観光客の方がほとんど知らない、秘密のビーチでシュノーケリング。このビーチは名前はお伝えできないですが、ビーチとしては全長は長くなく満潮時のこのビーチの美しさは言葉を失うこと間違いなし。ジャングルを3分程歩いて抜けた場所にある秘密のビーチ!ネットにもほとんど載っていない手つかずのビーチのため、人どおりがほぼなく、まるでプライベートビーチの様な気分を味わえます。
西表島でのカップルやご家族などで、ビーチでゆっくりしたりシュノーケリングをしたい方におすすめです。
ニモ・クラッシュに会える半日シュノーケリングツアー!
西表島ではあのピクサーの『ファインディング・ニモ』の、『ニモ(=カクレクマノミ)』、『クラッシュ(=ウミガメ)』を見ることができるんです!スクリーンで見たあのキャラクターと一緒にシュノーケルで泳ぎましょう!
西表島の海は西表島と石垣島を結ぶ日本最大のサンゴ礁地帯『石西礁湖』に属するエリア。海底にはカラフルなサンゴが色鮮やかに生息しており、息を呑む美しさ。特に初めて見る人は感動すること間違いなし?!
もちろん熱帯魚の種類、数も想像以上。特にニモ(カクレクマノミ)とクラッシュ(ウミガメ)は西表島の海ではシュノーケル中によく目にすることができます。
* ドリー(ナンヨウハギ)はごくたまにしか出会えないので、出会えたあなたはラッキーかも!?
こちらのツアーでは基本的にライフジャケットを着てシュノーケルをするので泳げない方でも大丈夫。また、フルフェイスのマスクもあるので、シュノーケルマスクでシュノーケルが苦手な方でも楽しめます。
イダの浜シーカヤック&ピクニックシュノーケル1日ツアー-ランチ付き-
西表島の秘境ビーチ『イダの浜』へシーカヤックで向かいシュノーケリングを楽しみましょう!『イダの浜』は日本最後の秘境といわれており、通常西表島の舟浮港から船で行かないと行けないですが、シーカヤックでも行けちゃうんです。トリップアドバイザー等でも有名なプライベート感たっぷりのビーチへシーカヤックで向かい、シュノーケリングを楽しんでみましょう!
まずは、シーカヤックでイダの浜へ向かいましょう。片道約1時間程の行程ですが、西表島の広大に広がる海や大自然を見ながらのカヤッククルージングは爽快感たっぷり。エメラルドグリーンの海と原色の緑のマングローブや山、そして心地良い風を五感で感じながら楽しみましょう!
イダの浜に到着後は透明度抜群の海でシュノーケリング。イダの浜は遠浅のビーチとなっており、潜らなくてもカラフルサンゴや熱帯魚を観察することが出来ます。シュノーケリングではカクレクマノミやウミガメが見られることも!他にもイダの浜の魅力はシュノーケリングを楽しむポイントで全く違った海中風景を楽しめるので様々な所を泳いでみましょう!
日本でもトップクラスといわれているイダの浜のビーチ。殆ど開発されておらず、太古の自然が残っています。そのため海中世界も素晴らしく、多くの方は今まで見てきたビーチの中でもNo.1といってもらえる程。他にも亜熱帯地域ならではの生き物や天然記念物にも出会えます。シュノーケリング後はランチタイム。
ガイドが一緒に引率してイダの浜の見所のご案内とシュノーケリング時の安全面をサポートするため安心して楽しめます。石垣島から日帰りでも参加でき、シーカヤック&シュノーケリングをイダの浜で楽しめるおすすめのツアーになります。
午後から遊べる”最後の秘島”鳩間島観光&ウミガメシュノーケリング-ランチ付き-
12時スタートのこのツアー!日本最後の秘境地といわれる”瑠璃の島”鳩間島(はとまじま)散策とウミガメシュノーケル。2つの楽しみをたった半日でできる大人気のコース!石垣島からの日帰りで参加可能。
まずは西表島から鳩間島へ向かい、鳩間島散策。人口40人程なので、手付かずの大自然と街並みが待っています。沖縄特有の街並みを見ながらゆっくりと散策。鳩間島といえばハトマブルーの海が有名ですが、癒しを求めるなら散策もいいですね
鳩間島の後は、ウミガメシュノーケル!高確率でウミガメを見ることができ、時には数匹に出会うことも。カラフルサンゴ礁やクマノミにも出会えます。石垣島から日帰りでも楽しめるこの鳩間島観光&シュノーケリングをぜひ楽しんでください!
まとめ
いかがでしたでしょうか。本記事では、西表島で見ることのできるウミガメに基礎知識からウミガメに出会うことができるおすすめのツアーを3つほどご紹介いたしました。西表島は、ツアー自体も多くあるので家族でいくのも、一人でいくのも十分楽しめる場所だと思います。ツアーを選ぶなかで一度でもウミガメを見てみたいと思った際に、本記事を通してこれから沖縄旅行を考えている皆さんだけでなく、行ってみたいと思った方達の参考になれば幸いです。
西表島の全ての遊びはこちら↓
西表島ツアーズ