南風見田の浜で感じる西表島の最南端ロングビーチの魅力と行き方ガイド
目次
南風見田の浜とは?
西表島の最南端にあるロングビーチ

南風見田の浜(はえみだのはま)は、西表島の最南端にある手つかずのロングビーチです。観光客が少なく、静かな海と白い砂浜が魅力。
秘境感たっぷりで、静かなビーチや人気のない自然の中でゆっくりしたい人にぴったりの場所です。
今回はそんな南風見田の浜についてご紹介します!
◆人が少ないビーチでゆっくり過ごしたい方
◆西表島の南風見田キャンプ場について知りたい方
◆西表島の南風見田の浜のアクセス方法が知りたい方
南風見田の浜へのアクセス方法

西表島最南端のビーチ・南風見田の浜は、大原港から県道215号線の終点まで10分ほどドライブし、そのまま細い道に入って4kmほどのところにあります。

途中、「レンタカー進入禁止」の看板が見えたら横の駐車スペースに駐車し、歩きましょう。

イノシシ侵入防止用のゲートを開け(必ず閉めましょう!)1分ほど進むと海が見えてきます。
2kmに渡るロングビーチは遠浅なので、小さなお子様との海遊びにもぴったりです。
ただし、トイレやシャワーはありませんのでご注意ください。
アクセス:大原港から車で約15分、上原港から車で約60分
トイレ:なし
駐車場:手前の駐車スペースのみ
西表島観光はレンタカーが便利!

西表島はバスの本数が少ないため、観光するならレンタカーがおすすめです。
南風見田の浜のような秘境ビーチやキャンプ場へ行く場合は車が必須。荷物が多い場合や子連れ旅行にはレンタカーがベストです。
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路線バスでのアクセスは可能?

西表島には路線バスがありますが、本数がとても少なく、南風見田の浜周辺までは運行していません。
日本最南端のバス停「豊原」から南風見田の浜までは、徒歩40分ほどかかります。
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駐車場やトイレはある?

南風見田の浜には簡易的な駐車スペースはありますが、トイレはありません。
また、日陰もないので、帽子や日傘などの日差し対策を忘れずに準備して行きましょう。
近くに売店などもないので、飲み物や軽食も忘れずに大原港付近で調達してから向かいましょう!
実はイリオモテヤマネコの発見の地

世界中で西表島にしか生息していない野生のネコ科「イリオモテヤマネコ」は、1965年に南風見田の浜に遠足中だった大原中学校の生徒によって発見されました。
今では西表島のシンボルとしてキャラクター的に愛されているイリオモテヤマネコですが、絶滅危惧種で、現在100頭ほどしか生息していません。

イリオモテヤマネコが減少した理由として現在一番問題視されている原因は、交通事故(ロードキル)です。
西表島のドライブは、スピードを出しすぎず、よんなーよんなー(ゆっくりゆっくり)行きましょうね。
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南風見田の浜で出会う歴史と文化
「忘勿石(わすれないし)」とは

南風見田の浜に向かう途中、「忘勿石(わすれないし)入り口」という看板があります。
太平洋戦争末期、波照間島を住民たちは日本軍にこの地へ強制的に移住させられました。その時、西表島にはマラリアが蔓延しており、波照間島の人々はほとんど感染し、3分の1の方が回復せずに亡くなりました。

この悲劇を忘れてはならないと、当時、波照間国民学校長であった識名信升さんは「忘勿石 ハテルマ シキナ」と石に刻みました。その石は、南風見田の浜に残っています。
現在、波照間島がよく見えるところへ碑が建てられ、毎年慰霊祭も行われています。
アクセス:大原港から車で約10分
駐車場:あり
日本最南端!南風見田キャンプ場

南風見田の浜からすぐのところにある、海の目の前でキャンプを楽しめる「南風見田キャンプ場」は、日本最南端のキャンプ場です。
大自然に囲まれた静かな環境で満天の星空を眺めながら、非日常の体験を味わえます。
アクセス:大原港から車で約15分、上原港から車で約60分
営業期間:年中無休
駐車場:あり
南風見田キャンプ場注意点と持ち物リスト

南風見田キャンプ場は、自然の中にあるため設備が最低限です。電気が通っていないため、ランプや懐中電灯は必須。モバイルバッテリーもあると安心です。
天気の変化も激しいので、レインウェアや防水バッグも用意しましょう。近くに商店がないため、飲食料は事前の準備が重要です。
ゴミ袋も忘れずに持っていきましょう。
・1名1泊1,000円(日帰りも同様)
・貸切1日25,000円
※要事前予約
◆レンタル用品
・テント、マット、シュラフ
◆おすすめの持ち物
・懐中電灯、ライト
・モバイルバッテリー
・食料品、飲み物(近隣に商店なし)
・ゴミ袋
・防水バッグ、雨具
・虫除け、かゆみ止め
南風見田の浜とあわせて立ち寄りたい
大原港周辺の立ち寄りスポット

南風見田の浜とあわせて訪れたい、大原港からアクセスのよいスポットをご紹介します!
仲間川

仲間川は、大原港からすぐの場所にある西表島を代表するマングローブが繁る川です。
クルーズ船観光では、ゆったりと川を進みながらマングローブの生態系を間近で観察できます。途中では野鳥やカニなどの生き物にも出会えるかもしれません。

アクティビティツアーも開催されており、カヤックでクルージングするツアーが人気です。
アクセス:大原港から徒歩で15分
駐車場:無し
食事(周辺):無し
トイレ:無し
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西表野生生物保護センター

西表野生生物保護センターは、西表島に生息する希少な動植物を紹介する展示施設です。
特にイリオモテヤマネコについて詳しく学べる展示があり、子どもから大人まで楽しめます。

冷房もあり、観光途中の休憩スポットとしてもぴったり。入館は無料で、環境保全の大切さを学びながら、西表島の自然にもっと関心を持つことができます。
アクセス:大原港から車で約15分
営業時間:10時〜17時
休館日:月曜日、慰霊の日(6/23)、年末年始
由布島(ゆぶじま)

由布島(ゆぶじま)は、水牛車で渡ることができる島全体が亜熱帯植物園になっている人気観光スポットです。
島内には茶屋もあり、のんびりと散策を楽しめます。家族連れにもカップルにもおすすめの観光スポットです。

由布島観光がセットになったツアーに参加すれば、移動も楽ちんでおすすめです。
アクセス:(水牛車乗り場まで)大原港から約15分
営業時間:9時15分〜16時30分
定休日:年中無休
由布島観光含むおすすめプランはこちら↓
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まとめ

西表島の南風見田の浜は、自然と歴史が残る美しい秘境のビーチです。アクセスは少し大変ですが、その分訪れたときの感動もひとしお。
ぜひ、ゆったりとした時間をこの場所で過ごしてみてください。
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