西表島でトレッキングを楽しむ前に知っておくこと
目次
西表島の大自然を楽しむためには、トレッキングをするのがおすすめです。西表島は国内最大のマングローブ原生林が広がり、日本で見ることのできるマングローブは西表島で全て見ることができます。また他にも天然記念物のイリオモテヤマネコも生息しています。島全体が国定公園に指定され、自然が壊れないように守られているのです。
ここでは西表島の特徴や、トレッキングをする時の注意、またトレッキングをする目的などをご紹介します。
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西表島でトレッキング
西表島はその面積の90%がジャングルに覆われており、長年自然が残っている場所です。都会の観光地のように交通手段が揃っているわけではないので、色々な場所に行くためにはトレッキングが必要となります。
沖縄県の中では、沖縄本島の次に面積の広い西表島では、40以上の川が流れておりその周辺にはマングローブなどの植物、ここでしかいないような生物、また滝などを見ることができます。トレッキングをすることにより、これらの大自然を肌で感じることができるのです。
初めての方であれば、ツアーを利用することをお勧めします。トレッキングだけの短い時間のツアーからカヤックなど他のアクティビティなどと組み合わせたツアーもあります。西表島に精通したガイドの方が色々と教えてくれるので安心して楽しむことができます。
西表島でトレッキングをする時に気を付けること
UV対策をする
西表島の紫外線量は、本土の5倍以上といわれています。そのため日焼け止めや肌を露出しないなどの対策が必要です。そうはいっても、暑すぎる格好はトレッキングにはむかないため、涼しい恰好で長袖などの服装を準備するようにしてください。
また日よけ対策としてサングラスや帽子を着用する方が多くいらっしゃいますが、ジャングルの中は暗いところや木の枝がでていることもあるため、暗い所では外すようにしてください。しかし太陽対策をしないといけない場所もあるので、場所によって適応することが大切です。
着替えを準備する
トレッキングをしていると、服が濡れたり汚れたりすることがあります。また突然に雨に降られることもあるでしょう。そのため、トレッキングには着替えの準備が必要となります。
またツアーに申し込む場合は、更衣室があるかどうかを確認しておくとよいでしょう。トレッキングをしている時は暑くても、突然寒くなる時もあるのでできるだけ着替えをするようにしてください。
気候の移り変わり
西表島というと、年中暑い日が続くように思いますがしかし温度差はあります。冬は時間によっては、ウインドブレーカーが必要になることもあり、春や秋は気候が安定せず暑い日が続かず突然寒くなることもあります。このため西表島をトレッキングする季節にあわせて服装を準備する必要があります。トレッキング中は、寒さ対策と雨対策の両方ができるレインコートの持参をおすすめします。ツアーに参加する場合は貸出をしてくれるものあるので、前もって確認をするようにしてください。
台風の多い季節は、飛行機や船が休航になることがあるので台風情報に気を付けることも大切です。できるだけ台風の多い時期を避けることも大切です。
個人でのトレッキング
ジャングル内は、普段見る事のないような危険な生物や触れてはいけない生物もいます。また携帯電話が届かないところもあるので、できるだけ個人で行くことはおすすめしません。もし怪我などの事情で動けなくなったとき、誰にも連絡をすることができなくなる可能性があるのです。できれば西表島をよくしったガイドと一緒にトレッキングをすることをおすすめします。
西表島でのトレッキングツアーの内容
西表島でのトレッキングツアー内容はいくつかあるのですが、半日以下で回ることができるものは以下の内容となるでしょう。また多くのツアーは以下の内容を組み合わせた内容が多くなっています。いずれも西表島の大自然を満喫できる内容となっており、またツアーガイドがつくため詳しく西表島を知るだけでなく、安全にトレッキングをすることができます。
マングローブを堪能
マングローブは海水と淡水が混じり合う場所に生えている植物であり、熱帯域に多く見られます。マングローブは目を離すことが特徴であり、根元にはカ二などの生物が生息しまたそれらの生物を食べるため鳥類などが集まるといった生態が結成されています。また他にもマングローブは、高潮から人や魚を守ることにより魚介類の漁場ともなっているのです。
西表島にはマングローブが多く広がっており、どこへ行くにもマングローブを抜けていくと言っても過言ではありません。カヤックで移動することがメインなのですが、遊覧船や徒歩で移動することもあります。
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登山
登山といっても、ある程度経験や体力の必要なコースから、小さなお子様でも楽しめるハイキングレベルのコースまであります。目的や、難易度、かかる時間など様々なので自分にあった内容を選ぶことができます。
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パワースポット
神聖な場所の多い西表島では、パワースポット目的のトレッキングツアーがあります。中でも早朝リトリート＆ジャングルヒーリングツアーは人気であり、トレッキングをして海を目指し海からパワーをもらうのです。
また沖縄県で最大の落差を誇るピナイサーラの滝も、大自然が作り上げたパワースポットです。名前の語源であるピナイサーラは白いヒゲであり、白いヒゲをはやした神が住んでいるとも言われており聖地となっています。
仲間川の上流で見ることができる天然記念物であるサキシマスオウノキは樹齢400年といわれ、大地からのエネルギーを全身で感じることができ、パワースポットとして訪れる観光客が大勢いらっしゃいます。
滝壺
西表島の定番の目的地といえばピナイサーラの滝です。ピナイサーラの滝へいくためのツアーで、トレッキングとカヌーがセットになったものが定番です。マングローブの中をカヌーで進むため、身近でマングローブを見ることができ、またそのあとトレッキングをして滝の頂上まで目指します。この他にも大きな滝は西表島にはいくつもあり、中には日本の滝100選に選ばれて滝もあります。
方法は違いますがトレッキングで滝を目指すツアーがあります。滝のツアーでも、本格的のものから、お子様でも楽しめるような内容もあるので、幅広い年齢層に喜ばれています。
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動植物との出会い
トレッキングをすることにより、特別天然記念物に指定された動物をはじめさまざまな動物に出会う可能性があります。様々な動物に会えることも、トレッキングの楽しみのひとつといえるでしょう。運がよければ、西表島にしか生息しないといわれている、イリオモテヤマネコに出会うことができるかもしれません。ツアーに参加すると、ツアーガイドさんがこれらの動物の生息地に連れていってくれるかもしれません。
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まとめ
西表島は面積の90％がジャングルで占められています。自然が大切に残されており、島全体が国定公園に指定されています。そのため移動はトレッキングをすることが基本となります。
トレッキングをする時は、できるだけツアーを利用しツアーガイドと行動を共にするようにしてください。ツアーガイドは危険な場所、植物や生物を熟知しているので安全に行動することができます。また西表島の色々な事を教えてくれるため。より楽しい旅となるでしょう。
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