西表島の夜は大自然のイルミネーション!ホタルのショーを楽しもう!
目次
西表島は年中ホタルが見られる?
西表島に生息するホタルは主に4種類。それぞれ見られる時期も様々で、実はほとんど年中どこかのスポットでホタルを見ることができます。
西表島でホタルの見られる時期
種類 | 時期 |
---|---|
ヤエヤマボタル | 2月下旬~5月上旬 |
キイロスジボタル | 4月~11月 |
オオシママドボタル | 12月~1月(幼虫を入れると9月から) |
イリオモテボタル | 11月~12月下旬(12月下旬~3月にも確認された事例あり) |
西表島に生息するホタルは、光の大きさや発光の仕方、出現時間がそれぞれ違うので、季節をずらして西表島に遊びに来ても見比べることができ、リピーターが多いです。
また、西表島宿泊している方の特権であるナイトツアーに参加して、ホタルと夜のジャングルを探検しに行くのもおすすめです。
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西表島で見られるホタルは4種類!
西表島に訪れる方の中には、ホタルツアーの為に西表島に宿泊するという方もいるほど、とても人気で貴重な体験ができます。
ホタルの飛び交う光景は、まさに大自然のイルミネーション!ぜひ西表島に足を運び、写真だけでは伝えきれない幻想的な光景を実際に味わってみてください。
西表島で見られるホタル
①ヤエヤマヒメボタル
ヤエヤマヒメボタルは、体長2.3mm程の日本一小さなホタルです。
メスは羽根がないため飛ぶことができず、オスは飛ぶことはできますが、長い間飛べない為、地面すれすれのところをゆっくりと飛翔します。
日本で見られる通常のホタルは川の近くに生息することが多いですが、西表島を含む八重山諸島のこのホタルはジャングルの湿地帯にいる事が多いです。
ヤエヤマヒメボタルは暗くなると同時に光を放ち始め、ぽつぽつと光るのではなく、一か所に数千匹、数万匹と集まって光が点滅するので、別名"光の絨毯(じゅうたん)"とも呼ばれています。
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西表島で見られるホタル
②キイロスジボタル
キイロスジボタルは、体長約6mm~7mmと比較的小さなホタルです。
キイロスジボタルは木の葉や枝などの比較的高い所に住み、点滅せず光をキープしながら枝から枝へと飛んでいきます。ぽつぽつとまるで星空の様に空中に輝く光を見ることができます。
発光時期がヤエヤマボタルと一部かぶる4月~5月上旬までは、ヤエヤマヒメボタルとキイロスジボタルの2種類を見られる絶好の期間です。
西表島で見られるホタル
③オオシママドボタル
オオシママドボタルは、体長1.5cm~3cmで大きく、幼虫でも光を放つ少し特殊なホタルです。成虫の見頃は11月ごろからですが、幼虫は9月ごろからおなかを光らせています。
オオシママドボタルの特徴は、なんといっても怪しげに輝く緑色の光の美しさです。ジャングルがメインの発光スポットにはなりますが、たまに道端でも見ることができるので、懐中電灯を消して夜道をみたら見つけられるかも…
西表島で見られるホタル
④イリオモテボタル
イリオモテボタルは、別名"冬のホタル"といわれており、気温が低い時によく光るホタルです。気温が低ければ低いほど、発光度合が強いと言われています。
イリオモテボタルは、石垣島と西表島にしか生息していない固有種のため、沖縄県の絶滅危惧種として大切に守られています。個体数がものすごく少ない為、もし見ることができたらラッキーです!
高確率!西表島のホタルスポット
旧白浜街道
旧白浜街道では、2月下旬~5月が出現シーズン。最もホタルを綺麗に見られるのは、午後7時〜午後8時の1時間ほどと言われています。
*以前は個人でもホタル観賞に訪れることができましたが、10年ほど前に白浜街道でがけ崩れが起きて、通行することができなくなりました。
ツアーでしたら訪れることもできるので、旧白浜街道にてヤエヤマヒメボタルを鑑賞したい方はツアーに参加して訪れるようにしましょう。
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ホタル鑑賞時の注意点
基本的にホタルは光を嫌うので、懐中電灯の明かりやカメラのフラッシュをホタルに向けてはいけません。
虫よけスプレーも昆虫であるホタルは嫌がるので、ホタルがいる場所で使用するのは避けてください。
ルールを守って、ホタルにやさしい鑑賞を心がけましょう!
西表島のホタルツアーの流れ
西表島では3月〜6月(年により変動)にかけて、日没後わずか数時間しか光らないヤエヤマヒメボタルを観察しに行くツアーが開催されています。
特に西表島は他の八重山諸島よりも多くのホタルを見ることができる島です。
西表島ホタルツアーの流れ
①ガイドの車でフィールドへ移動
ヤエヤマヒメボタルが生息しているのは湿地帯と言われており、特に上流にマングローブジャングルが形成されているところです。
ホタルは日没後の数時間に光ります。時期にもよりますが、短い時だとなんと30分程しか見れない場合もあるので、日没する少し前の時間からスポットに車で向かいます。
西表島ホタルツアーの流れ
②歩いてポイントへ
ホタルは、非常に他の光に弱い生き物です。
街灯や車のライトの光が届くようなところだと、他の光に負けてしまいホタルが発光をやめてしまったり、そもそも発光をしなかったりします。そのためトレッキングでジャングル内の生息地へ向かいます。
西表島ホタルツアーの流れ
③ホタルのスポット到着
約10分ほどジャングルを分け入るとスポットに到着です。到着してから間もなくしてホタルたちが光りだします。
数万匹のホタルの幻想的な光の乱舞にうっとりしてしまいます。
西表島ホタルツアーの流れ
④ジャングルを散策しながら車へ
19時前からツアーが始まり、20時にはホタルもつがいを見つけ出し、ホタルが織り成す光のイルミネーションも終了。感動を胸にジャングルを後にします。
日本初の星空保護区にもなっている西表島の星空を堪能できるのもこのツアーの魅力の一つです。日中とは違う西表島のジャングルも楽しむことができますよ。
西表島ホタルツアーの流れ
⑤車でお送り・解散
西表島上原港もしくは上原地区の各ホテルへお送りします。
リピーターの方も多く、このホタル鑑賞ツアーの為に西表島に来たという方もいます。一度見たら忘れることのできない光景を、ぜひ実際に見に来てください。
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地上の星を見た後は夜空の星を眺めよう!
日没からホタルを見終える頃、ちょうど夜空に満天の星空が見られる時間帯になります。
西表島の星空は、国内でも有数の綺麗さです。運が良ければ肉眼で天の川を見ることもできるほど!空気が澄んでいるで、流れ星もよく見られます。
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(冬季)16:45〜18:15所要時間:約2時間8,900円 →7,900円
(冬季)16:45〜18:15所要時間:約2時間8,900円 →7,900円
フェリーチケットは事前購入が必須
当日窓口は予想以上に混みます!
西表島へ行くには石垣島からフェリーに乗って行く必要があります。その乗り場となる石垣島離島ターミナルは、いつも大混雑してるので事前予約がオススメ!
昔は紙媒体のフェリーチケットでしたが、現在は3密回避や感染予防のためにも事前購入が主流になりました。当日は、予約時に届いたメール(QRコード)を提示するだけで乗船可能です。
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まとめ
日本国内で、西表島のように年中ホタルが見られる場所はあまりありません。特に毎年3月〜6月に開催されるツアーでは、ヤエヤメヒメボタル数万匹が群れをなして光り輝く、八重山諸島でしか見ることのできない貴重な光景を望めます。
また、西表島の夜はホタル観察だけではなく、一夜しか咲かないサガリバナ(夏季限定)や夜のジャングル探検、満天の星空を味わったりと各スポットで様々な夜の楽しみ方があります。
是非、西表島に来た際はナイトツアーに参加してみてください。
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