西表島の海で遊んでみよう!
西表島の海とは
西表島の海とサンゴ礁
西表島は周囲のほとんどがカラフルなサンゴ礁に囲われた島です。一説ではサンゴ礁は約1300種類あるのですが、西表島ではなんと世界中で見られる約1/3のサンゴ礁を見ることができるといわれています。
サンゴ礁の地形は、大きく内礁と外礁の2種類に分類されております。内礁は波の静かな浅瀬から海岸近くにあり、外礁は沖合に発達し、防波堤の役割をしています。また、内礁と外礁の間の礁地(ラグーン)といわれるぼこぼことした地形にもサンゴ礁群がありどこで見るかでサンゴ礁の形や種類などが違うのです。
シュノーケリングでとくにオススメなのは、潮の満ちたラグーンで行うシュノーケリング。
西表島のラグーンは水深も浅く波もほとんどないので、お子様、ビギナーでも安心してゆっくりとサンゴ礁を眺めながら、シュノーケリングが楽しめます。
海岸近くでも沢山の種類のカラフルな魚が潮に乗ってやってくるし、ちょっと遠くまで泳げば、さらに多くの生き物を見ることができます。ただし、水深が深い場所は少し水温も下がるので、気を付けていってくださいね!
また、西表島の海では外礁を超えると一気に海が深くなり、深いところでは、水深50mぐらいにまでなります!このあたりはスキューバダイビングなどのアクテビティにベストなスポットとなっています。
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西表島の海の潮位をチェック
西表島の海は、潮の干満に大きく左右されるので、シュノーケリングをする際はその日の干潮時間、満潮時間をしっかり把握しましょう!さらに、新月、満月の前後は大潮といって潮の干満の差が大きくなります。反対に半月の頃は差が小さくなります。
特に西表島から船で約10分の所にあるサンゴ礁のかけらだけで出来た”奇跡の島”といわれるバラス島などは潮の満ち引きによって形を変えるのでとても人気のある撮影スポットとして有名です。
時間、時期によっても見える景色も変わっていくので、西表島に行く際は事前にチェックしていけば、楽しみが倍増しますよ。
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楽しみ方紹介♪
干潮時の西表島の海の楽しみ方
干潮時に潮の引いたサンゴ礁を歩いてみると、沢山の種類の生き物を見ることができます。特に大潮の干潮時は遠くまで歩くことが出来るので、とても面白いです。カヌーツアーなどに参加していると、マングローブの木の根がむき出しになっていたりと中々見ることのできない光景を見ることができます。
サンゴ礁を歩く時は足元に注意!サンダルだとサンゴや岩で足を切ってしまう事があるので、サンゴ礁を歩くときは必ずサンダルではなく、マリンブーツを借りて歩いてください。
また、西表島でシュノーケリングしながら観察する場合、常に時間をチェックしておいてください。集中して観察していたら、いつのまにか潮が満ちてきて、岸まで沢山泳がないといけない…なんてことも!
ビーチを散策しよう!
西表島のビーチを歩いていると、生活用品、植物の種、貝殻、動物の骨など様々な漂流物を見ることができます。
西表島は地理的に日本本土よりも台湾などの方が近いため、外国から流れ着いた漂流物も見ることもできます。
拾ったものがどこから流れ着いたかを推理してみるのも楽しいですね。なぜこんなものが西表島へ!?という様な考えられないものを見つけることができるかも!
また、西表島のビーチでは様々生き物の足跡を見ることができます。ヤドカリ、オカヤドカリ、絶滅危惧種のヤシガニなど海辺やその近くに生息する生き物がほとんどですが、たまにイリオモテヤマネコやイノシシなどの足跡を見れることもあります!
海の方へ大型車が走ったような跡があるのをまれに見ることができますが、これが実はウミガメが産卵の為に上陸した足跡なんです!足跡を見ながら海辺の生物の生活を想像するのも西表島ならではの楽しみ方です。シュノーケリングで海の中を見るだけでなく、ビーチの散策もいいですね!
夜の観察
6月~8月の大潮の夜は、オカガニやオカヤドカリ、ヤシガニなどの甲殻類が海に来るピークです!夜には放卵が行われますが、放卵時は警戒心がとても強いので、慎重に対応してあげてください。懐中電灯の光でビックりしてしまうのでご注意を!
また、岩場では、ウミヘビが交尾や産卵の為に上陸してくることもあります!
西表島の夜の海辺は昼と違った色々なものが見られる一方、貴重な自然を傷つけてしまったり、生き物をびっくりさせてしまう危険性もありますので、観察する際は必ずネイチャーガイドと行くようにしましょう!
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まとめ
いかがでしたか?西表島の海はただ綺麗な海というだけでなく、シュノーケリングを始めとした様々な楽しみ方があります。
一度ネイチャーガイドに話を聞いて、自分だけの西表島の海遊びを見つけてみてください。
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